Kaori Mitani | ミタニカオリ

生きるというコト

この作品を撮った時、わたしは絶望の淵に立っていた。
生きることが、苦しくて、辛くて、悲しくて、今までに味わったことのない負の感情がわたしを襲った。
とにかく毎日、毎日泣いていた。
ご飯を食べていても、誰かと一緒にいても、
街を歩いていても、涙がとめどなくこぼれ落ちた。
泣いて、泣いて、涙が枯れたそのとき、胸の奥に残ったモノがある。

それは「生きる」ということだった。

現実を受け入れられないときも
かなしみでいっぱいのときも
心が怒りでいっぱいのときも
叫びたくなる日だって
たまには立ち止まる時も
思い通りに行かない時も
いつだってがむしゃらに生きていく
2019.08
error: Content is protected !!

© 2025 kaori Mitani